結果発表

「レポート表紙デザインアワード2011」の結果発表です!
皆様からの有効投票数は838票がありました。たくさんの投票、誠にありがとうございました。
なお、1票につき10円の合計8,380円を「moreTrees」様に寄付いたします。

早速、1位の企業から発表いたします!!

1位89票
イムラ封筒表紙画像
企業名 イムラ封筒 担当部署 社長室 CSR課
URL http://www.imura.co.jp/eco/index6.html
受賞コメント
大変多くの皆様からご投票いただきましたことにお礼申し上げます。ありがとうございました。
弊社では、親しみやすい環境報告書を目指しており、2010年度の表紙は「子供の書いた手紙が、夏休みにプレゼントを準備しているサンタさんの手元に届き」、見開きで「サンタさんが子供にプレゼントとメッセージを届ける」そんな物語を描きました。
過去3年続いたイラストのイメージも、次回発行の「環境報告書2011」では変更する予定です。この受賞を励みに編集を進め7月発行を予定しております。是非ご期待下さい。
評価されたポイント
やわらかい」、「親しみやすい」、「ナチュラル」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • ほのぼのとした中に、封筒屋さんらしい構図になっていて、興味深かった。
  • 本来、人間は自然環境を大事にしながら生活しなければならないというメッセージ性がある。
  • のどかな雰囲気が印象に残った。
  • 絵本の1ページをモチーフにしたようなストーリーのある表紙に思いました。
2位79票
イトーキ表紙画像
企業名 イトーキ 担当部署 環境管理部
URL http://www.itoki.jp/udeco/
受賞コメント
この度は、本アワードにて、弊社「環境・社会報告書」が2位に選ばれましたこと、大変嬉しく思っております。本当にありがとうございます。
「こんなオフィスで、はたらきたい」そういう気持ちに応え続けてきたイトーキの気持ち。
コーポレイトカラーをモチーフにしたレッドを基調にし、オフィス空間をイメージして切り取られたスペースに、いきいきと振る舞うワーカーを明るいホワイトで、そっと支える家具達をトーンを落としたグレイで表現しています。細部までこだわった家具のイラストにもご注目ください。
評価されたポイント
上品」、「知的」、「クール」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • 企業の特徴を描きながら、色も一色にしているシンプルさがとても良いです。
  • シンプルでわかりやすい。
  • 2色刷りでスマートでクールな割りにメッセージ性を感じます。
  • 人と製品のシルエットがバランスよく配置されていて上品さを感じました。
3位75票
京阪電気鉄道表紙画像
企業名 京阪電気鉄道 担当部署 経営統括室経営政策担当
URL http://www.keihan.co.jp/csr/
受賞コメント
今回、本アワードの第三位に選ばれましたことを大変光栄に思います。2009年版までの表紙は「鉄道で、大阪のビジネスの中心である中之島を歴史ある京都へつなぐ」ことをテーマとしていました。昨年は当社にとって開業100周年の記念すべき年でしたので、鉄道会社の顔であり、社会的責任を果たすために重要な役割を担っている鉄道車両をテーマに採用し、開業時から最新型までの当社車両のイラストを掲載しました。この表紙をご評価いただけましたことを励みに今年のCSR報告書の表紙デザインと中身をより一層充実していきたいと考えています。
評価されたポイント
楽しい」、「親しみやすい」、「独創的」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • プラレールを思い出して懐かしい気持ちになった。
  • 見ていて楽しい。手に取って読みたくなる。
  • 電車に乗りたくなりました。
  • 京阪電鉄の歴史と電車という乗り物に愛着を感じる表紙だと思いました。
4位65票
東洋インキグループ表紙画像
企業名 東洋インキグループ 担当部署 環境安全推進部
環境管理グループ
URL http://www.toyoink.co.jp/csr_env/reports/
受賞コメント
この度は多くの皆様にご投票いただき、4位に入賞することができました。ありがとうございました。
今年度の表紙のデザインは、当社のインキ色見本帳「COLOR FINDER」を使用し、豊かな社会を描きました。社会を支えている地層は、「当社の100年に及ぶ歴史」と「持続的な社会に貢献する私たちの強い意思」。これまでの蓄積と深い想いをもって、これからも社会に彩を与えていく姿を表現しています。
今後も社会・環境活動にしっかりと取り組み、より充実した報告書にしていきたいと思います。
評価されたポイント
カラフル」、「楽しい」、「独創的」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • インク会社=カラーチップを使っているところに納得。実物が見てみたいです。
  • 企業の特徴がダイレクトに表現されており、さらに創造的かつ遊び心が感じられ、とても面白い表現だと思いました。
  • 歴史が積み重なっている感じが上手く表現出来ている感じです。
  • 色の配置がきれい。
5位49票
バンダイナムコ表紙画像
企業名 バンダイナムコグループ 担当部署 経営企画部 コーポレート
コミュニケーションチーム
URL http://www.bandainamco.co.jp/social/
受賞コメント
たくさんのご投票ありがとうございました。
今回のレポートでは、CSR活動イメージキャラクターとして、人気絵本シリーズ「くまのがっこう」から主人公ジャッキーに登場してもらいました。 バンダイナムコグループは「夢・遊び・感動」をお届けする企業として、"Fun for the future"をコンセプトに、楽しみながら楽しい未来につながるCSR活動を行っています。
これからも、デザインに負けないよう、社会とステークホルダーの皆さまの喜びにつながる活動を推進して参ります。
評価されたポイント
かわいい」、「親しみやすい」、「やわらかい」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • Fun For the future!と云うコピーが良い。
  • くまがかわいい。色合いが好きです。
  • 読んでみたくなる印象を与えていると思います。
  • よい意味でCSRレポートらしくなく、思わず手に取りたくなる表紙。
6位39票
関西国際空港表紙画像
企業名 関西国際空港 担当部署 コーポレート・コミュニケーションセンター
URL http://www.kiac.co.jp/csr/
受賞コメント
「レポート表紙デザインアワード2011」に選出いただき、ありがとうございます。
表紙デザインについては前年10位にランキングしていただいたことから、シンプル、さわやか、親しみやすいといったイメージを継承しました。本号は泉州沖5キロの海上に造られた空港島の特徴を描くことで、関西の皆様とともに歩む空港であること、環境に配慮した空港であることを訴えようと考えました。これを励みに、中身も充実させていきたいと思います。
評価されたポイント
さわやか」、「上品」、「ナチュラル」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • 大阪湾の中に浮かぶ関空島を新たな視点で見ることが出来、斬新だった。
  • 余計なところを飛ばし、見せたいところを強調してありきれい。また、2010の0が地球なのも良い。
  • すっきりしていて良い。
  • 青と緑で寒色系だがさわやかでまとまっている。
1位
東洋紡グループ表紙画像
企業名 東洋紡グループ 担当部署 広報室
URL http://www.toyobo.co.jp/eco/report.htm
受賞コメント
2010年度は、制作テーマ「歩む」に沿って、巻頭に特集ページを設けました。「海水淡水化」「VOCガス処理」「太陽光発電」「臨床検査装置」など、当社製品に関係の深い4つの事例を通して、お客さまと、あるいは当社グループの担当者が力を合わせ、健全で持続可能な社会づくりに貢献しながら、一歩一歩確実に、「未来へ歩む」姿をお伝えしています。
次年度の制作テーマも決まり、表紙も含めて企画・制作中です。お楽しみに!
評価されたポイント
親しみやすい」、「かわいい」、「楽しい」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • 非常に可愛らしく好感が持てます。皆と一緒に「未来へ歩む」イメージがよく表現できていると思います。
  • 子どもが手にしたときCSRとは何か!出発点になるのでは?
  • 歩む姿が良く出ています。
  • イラストのタッチがとてもやわらかく、見ていてて飽きない。
1位
日本郵船グループ表紙画像
企業名 日本郵船グループ 担当部署 CSR推進グループ CSR推進チーム
URL http://www.nyk.com/csr/report/latest/
受賞コメント
このたびは弊社レポート表紙デザインを高く評価いただき、ありがとうございます。
本年度の表紙は、弊社の主な物流事業(海上・陸上・航空)を表しており、イラストにすることにより、親しみをもって身近に感じていただけるようにとの想いをこめております。
現在「CSRレポート2011」(6月発行予定)を作成中ですので、こちらも多くの方に覧いただければ幸いです。
評価されたポイント
親しみやすい」、「やわらかい」、「かわいい」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • かわいいけど、知的。親しみやすいけど、上品。そのさじ加減が絶妙。嫌みがない。
  • 上手に企業色を出している。見て楽しい。
  • 事業内容と目ざす企業カラーとが明確に表現されているように感じました。
  • 世界とのつながりを感じるイラストに思える。
1位
三井化学表紙画像
企業名 三井化学 担当部署 CSR推進部
URL http://jp.mitsuichem.com/csr/report/csr/
受賞コメント
この度は「レポート表紙デザインアワード2011」に選出いただき有難うございます。
当社はこれまで4回のCSR報告書で共通のコンセプトで表紙のデザインをしてまいりました。素材メーカーではありますが、実際には私たちの日々の生活になくてはならない数多くの製品をご提供し、皆様のお役に立っていることを表現しています。また、親しみやすさも感じていただきたいと思っています。今後とも多くの皆様にこのレポートをご覧いただければ幸いです。
評価されたポイント
親しみやすい」、「かわいい」、「やわらかい」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • 女の子と、架空の世界の合わせ方が上手。
  • 手作り感があってよい。
  • 歩む姿が良く出ています。
  • まとまりのあるコラージュでかわいい。
1位
モロゾフ表紙画像
企業名 モロゾフ 担当部署 人事総務グループ
URL http://www.morozoff.co.jp/company/csr/
受賞コメント
このたびは「レポート表紙デザインアワード2011」におきまして10位に選ばれたこと、大変光栄に思います。
当社にとって第2号のCSR報告書で、「チョコレートのモロゾフ」としての特集的な内容としました。表紙のリボンはチョコレートのカラーをあしらい、前号に引き続き、「贈り物」のイメージを持たせ、ステークホルダーとの絆を表現しました。
今回の受賞を励みに、今後もCSR活動の推進に取り組んでいきたいと考えております。ありがとうございました。
評価されたポイント
上品」、「格調高い」、「企業色が出ている」などのポイントに評価がありました。
その他ご意見として
  • 他パンフレットのように、CSRと気張らないで手に取ることができそう。CSRが当たり前になってきたので、このような表紙もでてきたと思うと感慨深いものがあります。
  • シンプルなデザインにも関わらず、リボンから上品さや企業の商品を連想させるデザイン。
  • リボンの質感が高級感を出している。お菓子のパッケージのようにも見えた。

投票結果を受けて

2回目の開催となった「レポート表紙デザインアワード2011」の投票がこのほど終了し、上記のような結果になりました。
今年度は投票者の負担を軽減するため、アワードへのエントリーを希望いただいた企業108社で事前に予備投票を行い、得票の多かった上位37社にノミネートいただく方式を採用しました。今回も多くの方にご投票いただき、誠にありがとうございました。

ランキングされた10社を見てまず驚かされたのは、昨年度に引き続きランクインした企業が、イムラ封筒、バンダイナムコ、関西国際空港、東洋紡グループ、モロゾフの5社あったことです。数多あるレポート表紙の中で、継続して支持を得ることは難しいと考えられる中、得票を伸ばされたことは賞賛に値します。

表紙デザインの特徴を見ますと、興味深い傾向が浮かび上がってきました。それは、東洋インキグループと三井化学の2社を除き、残る8社のすべてが写真をまったく使用しないイラストのみで表紙を構成している点です。ノミネート企業37社で見た場合でも、写真が16社(部分的に人物や自然や物の写真をコラージュで使用している表紙も含む)と全体の約半数を占めてはいるものの、上位に選ばれているのはイラストで描かれたアナログ感のある親しみやすいデザインです。表紙に使う素材として、イラスト、写真という二つの大きな方向性がある中、今回はイラストに軍配が上がった結果となりました。

表紙に使用されているモチーフでは、イムラ封筒の手紙(封筒)、京阪電気鉄道の歴代車両、東洋インキグループのカラーチップなど10社すべてが、企業らしさを端的に表現したキーアイテムで表現していることも今回の特徴です。また、配色の傾向は、赤、オレンジ、黄色といった暖色系で落ち着いた感じの表紙が目立ちました。

一方、全体(エコほっとライン参加企業222社)の傾向を見ますと、実は上位10社とは反対の傾向が出ています。5割強の表紙で写真(空、人物、地球、森)がモチーフに使用されていたり、色彩もモチーフとして地球や自然を使用することに伴い、青や緑といった寒色系をメーンカラーに使った表紙が全体の約半数を占めています。

CSRレポートや社会環境報告書では、自然や地球、人物の笑顔などが定番のモチーフですが、今回のランキング結果では、企業ごとに事業の特色を取り入れ、イラストによって表現したデザインが一定の評価につながることが分かりました。今後の表紙制作において、何らかの参考にしていただければ幸いです。

エコほっとライン事務局

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