NEC CSRダイジェスト2012
- 企業名:
- NEC
- 関連カテゴリ:
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業種
> 電気機器
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CSRレポート/サステナビリティレポート
CSRレポートは、NECのCSR活動をより多くのステークホルダーに分かりやすく伝えることを目指して2004年から発行しており、詳細情報を掲載する「NEC CSRレポート2012」(Web版)と、NECが優先的に取り組んでいるテーマにハイライトした「NEC CSRレポート・ダイジェスト2012」(冊子・PDF版)から構成されています。概要は以下のとおりです。
1.NECが考える「人と地球にやさしい情報社会」を提示
「人と地球にやさしい情報社会」とはどのようなものか、またNECがその実現に向けてどのような新たな価値を創出し、貢献していくのかについての考え方および以下の具体的な事例を提示。
・安全・安心な社会づくり
地上デジタルテレビを活用した仮設住宅のコミュニティ形成支援、M2M(機器間通信: Machine to Machine)サービスによる塩害を受けた農地の復興支援、海底地震・津波観測 システムによる防災・減災への貢献など、東日本大震災からの復興と新しい街づくりに向けた取り組み。
・気候変動(地球温暖化)への対応と環境保全
「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」の進捗、クラウド時代の節電ニーズに応え40℃環境下で動作可能な省エネサーバ、災害時の停電や電力不足に対応する小型蓄電システムなど。
・すべての人がデジタル社会の恩恵を享受
ブラジルの首都ブラジリアでの行政サービスの効率化や犯罪捜査の迅速化など人々のよりよい生活を支える指紋認証技術、急増する世界の通信トラフィックを支える高速
・大容量で高品質な通信インフラ、インド農村の情報格差解消に貢献するBOP(Base of the Pyramid)ビジネスへの取り組みなど。
2.ISO26000に基づくステークホルダーレビューを実施し、前年度からの進捗を確認 社会的責任に関する国際ガイダンス規格であるISO26000の中核主題に沿って、人権・労働・環境・消費者などの専門家であるNPO/NGOなど10名との対話によるステークホルダーレビューを実施(2010年度に続き2回目)。主に以下の進捗があったことを報告。NECは、今後もISO26000をベースとするステークホルダーレビューを軸として、CSR経営の取り組みを継続して改善していく。
・人権:デューディリジェンスの基本的な仕組みづくり ・公正な事業慣行:一次取引先を通じた二次取引先へのCSRへの取り組みの要請を調達ガイドラインに明示
・コミュニティへの参画と発展:コミュニティへの貢献につながる震災復興支援、社会起業家支援プログラム、BOP事業への着手などNECは、企業理念に基づく「NECグループビジョン2017」に掲げる「人と地球にやさしい情報社会」を実現すべく、ステークホルダーと協働し、事業活動をとおして社会や地球が抱えるさまざまな課題の解決に貢献し、CSR経営を実践していきます。